「プレイパーク」って何ができるのかわかりませんよね。遊ぶことのできる場所ってことはわかるけど、それ以上はなんだかよくわからない……。
そうなると、なんだかプレイパークに参加しづらいですよね。
そこで、実際みなさんが『きらきら山プレイパーク』に行ったら何ができるのかをご紹介します。
※注意:この記事は2022年3月27日に星野町公園で行われた『きらきらプレイパーク』を下に作成されています。きらきらプレイパークで必ずしもこの記事と同じ活動を行っているとは限りません。
火遊び

当日、プレイパークで子供たちから最も人気が高かった活動は火遊びです。
火遊びと言っても、小学校の修学旅行でやったような大きなキャンプファイヤーというわけでもなく、菓子折りを入れるような小さなアルミの缶にその辺に落ちている木片と廃棄予定の段ボールを着火剤として、木炭を燃やすものです。その後、さらにビー玉を燃やしてクラックビー玉というものも作りました。
子供たちはいつもは触れることのできない火遊びに興味津々なのか、一時間以上の時間、燃えない木炭相手に段ボールで風を送っていました。その間、燃えない木炭に応援したり、どうやったら燃えるか意見を言い合ったり。手を変え品を変え、どうやったら燃えるかに情熱を注いでいました。
※『きらきらプレイパーク』では、行政から認可受けて、公園内での火器の使用を許されています。
泥遊び

次は、小学生の男の子がとても熱心に遊んでいた『泥遊び』です。
この日は前日に雨が降っていたため公園に溜まっていた水たまりをそのまま利用して文字通り『泥遊び』をしました。泥で山を作ったり、泥だまりを掘り返したり。さすがに、泥を人にかける子はいませんでした……。
大人になると泥遊びは汚いイメージですが、子供にとっては違うらしいです。泥遊びをしていた子どもと話してみると、彼なりの情熱というか、職人魂みたいなものを感じました。
シャボン玉

三つめは、幼児に無類の人気を誇る『シャボン玉』です。
大きなたらいにため置かれたシャボン液を、団扇の骨組みを使って、シャボン玉にしていきます。
ただ、それだけのことなんですけど、幼児くらいの子は延々と団扇を振り回してシャボン玉を作ったり、作れなかったりを繰り返しています。あまりシャボン玉を追っていく子はいないようで、シャボン玉が消えたらまた振るということを繰り返している子が多かったような気がしています。
手製ブランコ

四つ目は、いつまでも飽きられない『手製ブランコ』です。
プレイリーダーがロープワークで作った手製のブランコ。座って漕いだり、立って漕いだり。右へ左へ、前へ後ろへ。
普通のブランコではできない揺れをたくさんの子供が楽しんでいます。『シャボン玉』を遣っても『泥遊び』はしないという子どもが多い中、この『手製ブランコ』だけはほとんどの子供が一度は遊んでいました。
けん玉、ベイゴマと木ゴマ

五つ目は好きな子は好きな『けん玉、ベイゴマと木ゴマ』です。
男の子たちが「名人」になるために頑張っています。プレイリーダーのおじいさんがコマの回し方を教えて、上手く回せるように頑張っています。
チョークでお絵描き

六つ目は、お父さんの意外な個性が見れる『チョークでお絵描き』です。
きらきらプレイパークが準備したチョークを使って、みんなで自由に描きたいものを描いています。
下手な人もいれば、上手い人もいます。何を描いているのかわかる子もいれば、本当に何を描いているのかわからない子もいます。それでも、みんな自由に楽しそうに描いています。
※最後にブラシで掃除をしています。
ビー玉転がし

最後は、やめられない『ビー玉転がし』です。
流しそうめんのビー玉版みたいなものです。
小さな子が上からビー玉を流して、落ちてしまったビー玉を拾う。それを楽しそうに延々と繰り返しています。
あとがき
何となくプレイパークでやっていることはわかったでしょうか?
もし皆さんの不安感を解消できれば幸いです。少しでも興味があれば、一度プレイパークに足を運んでみてはどうでしょうか。楽しそうですよ。