コットンおとなりさんプロジェクト

Mission:お隣さんとつながる居場所を

 『コットンおとなりさんプロジェクト』では、コットンハーバー地区で『お隣さんとつながる居場所』を作ることを理念として掲げています。
 地域コミュニティは平常時における定期的な防災訓練の実施や住民の防災意識の向上、災害時に向けた準備の喚起などに大きな役割を果たすとともに、災害時においては災害発生直後の住民の安否確認・初期救助活動・情報の伝達・避難所の運営・被災した住居を狙った窃盗等を防ぐための住民による見回り等に重要な役割を果たします。
 しかし、横浜を含む都市部では、その地域コミュニティが衰退している状況にあります。理由として、「昼間に地域にいないことによる関わり合いの希薄化」、「コミュニティ活動の切っ掛けとなる子どもの減少」、「頻繁な転居による地域への愛着・帰属意識の低下」などがあげられます。
 このような背景を踏まえて、『コットンおとなりさんプロジェクト』ではコットンハーバー地区での地域コミュニティの再構築を支援しています。

主な活動

 『コットンおとなりさんプロジェクト』では『お隣さんとつながる居場所を』という理念を実現するために「プレイパーク」「CCTパーク」の二つの活動を中心に行っています。

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プレイパーク

 『コットンおとなりさんプロジェクト』はYPC横浜にプレイパークを作ろうネットワークの下部組織である「きらきらプレイパーク」と連携して、プレイパークをよりよくすることに協力しています。
 プレイパークとは、「子供たちが外で自由に遊ぶことができる遊び場を」という理念の下、運営されているコミュニティです。子どもが自由に遊ぶことのできる公園からすべての世代のための街区公園へ機能が変化した結果、公園では水遊びや泥遊び、大縄跳びなどの昔ながらの遊び方が禁止されていきました。その影響が強いところでは、遊具すらなくなっていっています。しかし、プレイパークでは、それらの禁止された遊びを、行政と連携を取ることで子供たちが自由意思で遊ぶことができるようしています。
 そして、『こっとんおとなりさんプロジェクト』は「きらきらプレイパーク」が活性化することを具体的な目標として活動しています。プレイパークが活性化することで、子ども同士、親御さん同士、子供と高齢者などの複合的な地域コミュニティが形成されると考えているからです。そして、そのために『こっとんおとなりさんプロジェクト』では、プレイパークの運営に協力する活動、公式LINEで知名度を上げる活動、アンケートからよりよいプレイパークに改善する活動などを行っています。

関連 さらに詳しくプレイパークについて

CCTパーク

 『コットンおとなりさんプロジェクト』はCCTコットンコミュニティタウンというコットンハーバー地区の住人からなる有志の集まりと連携して活動しています。
 これまでCCTはコットン祭り(地域の祭り)や合同防災訓練など、地域内の住人たちが参加するイベントを主催してきました。このような単体の活動を展開することで、点から線へと、線から面へと連携の輪を広げていくためです。
 そして、『コットンおとなりさんプロジェクト』では、CCTパークで行うアクションのアイデア会議、公式LINEで知名度を上げる活動などを行うことでよいよいCCTパークを作り上げています。

関連 さらに詳しくCCTについて

これからの活動

 『お隣さんとつながる居場所を』という理念の下、こっとんおとなりさんプロジェクトでは、これまで行ってきたプレイパークとの連携、公式LINEの運用、CCTパークのサポート(スマホ相談)という活動を継続的に行っていきたいと考えています。
 2022年度から二つのことを始めたいと考えています。
 一つ目は、住人の防災意識を高める活動を行っていきたいと考えています。コットンハーバー地区には若者から高齢者、日本人から外国人まで様々な背景を抱えている人が住んでいます。しかし、大きな震災が起きた場合、コットンハーバー地区の住民はコットンハーバー地区自体が避難拠点として設定されているため、自宅にこもることになります。そういった際、コミュニティが機能し、組織立った災害対策が行えるようになっていきたいと考えています。そして、そのためにYoutubeへの配信などを行っていきたいと考えています。
 二つ目は、地域コミュニティに関わる人の増加です。CCTパークはこれまで知り合いのコミュニティを利用しながら広がっていきました。そういう状況を打破するために、小さな教室の運営や効果的なイベントの開催を行っていきたいと考えています。『コットンおとなりさんプロジェクト』はそのために地域課題実習のPJ(ヨココネクトなど)と連携しながら、有用な方法を探っていきたいと考えています。
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活動規模

 『コットンおとなりさんプロジェクト』の活動は、いまだ若く、少人数で行われています。 
 2021年度後期、『こっとんおとなりさんプロジェクト』は六名──高齢者法をテーマとしている教授と法学院生、都市科学部生、経営学部生と経済学部生──で活動しました。
 2022年度は、2021年度のほとんどメンバーが継続的に活動に参加します。また、関先生のゼミ生(大学院生)なども参加する予定です。
 ただ、コットンおとなりさんプロジェクトでは行いたい活動に対して、人材が依然として不足している状況ですので積極的に新しい人を募集しています。

『こっとんおとなりさんプロジェクト』に参加した理由

永井
永井

日本で高齢化が進む中でマンションの高齢化は問題になっていくと思う。そういう背景の中、実際に地域でコミュニティを作ることに参加したかったから。

張叡
張叡

世界的に人口増加の傾向でマンションの建設が増えてきた。ただ、そこに住んでいる住民間の繋がりが以前より弱くなったと感じた。高層マンション群におけるコミュニティづくりの課題に取り組んでみたかった。

渡邊
渡邊

自分が似たような地域に住んでいるため、普段からマンション群におけるコミュニティ不足の問題を身近に感じていた。近所の人との交流を望まない人も多い中、災害時などに必要な最低限の交流は必要だと思う。現代の価値観に寄り添ったコミュニティづくりに挑戦しているおとなりさんの活動に興味を持った。

外部組織との連携

 『コットンおとなりさんプロジェクト』は主にCCTというコットン・ハーバー地区の有志が主催している団体と、きらきらプレイパークというYPC横浜にプレイパークを作ろうネットワークの神奈川区エリアの担当団体の二つと活動をしています。ひと月に一回程度行われるCCTミーティングに参加したり、プレイパークに参加しながら連携を取っています。
 また、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種サポートを行う際は民選委員の方と連携して行いました。

実績と反響

 こっとんおとなりさんプロジェクトは横浜国立大学の地域課題実習が主催している「地域実践アワード」において「地域賞」に選ばれたことがあります。地域賞とは、関係者の方(お隣さんの場合:住人)から選ばれる賞です。
 また、こっとんおとなりさんプロジェクトと連携している「コットン・コミュニティ・タウン」が『横浜市の地域のわ通信』で紹介されました。(詳しくはこちらから

関連 「地域課題実習」の履修登録

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